まずは実際に使ってみようというわけで実践編です。登録方法や最初の使い方はOpenAIのサイトへいけばわかるし、ネットを検索しても親切な説明サイトがいくつもあるので省きます。もう去年あたりから結構使われているみたいで私は遅組ですね。アカウントを登録するとあとはすぐ使えますが、新しくログインすると毎回、利用規約を表示されるのは面倒です。
質問と回答という演出が素晴らしい、しかも速い何かを調べたいとき、これまではその情報がありそうなワードなど、ある程度アタリをつけてから検索する必要がありました。
たとえば、”javascriptで要素のサイズを調べる方法を知りたい”などという場合、あらかじめ正しい情報がのっていそうなサイト名、と文言を選んで複数検索します。たとえば『MDN, javascript, 要素の幅を取得』などです。このMDNって文言がキーポイントでこれを入れないと嘘かホントかわからないことを乗せた無責任なサイトがヒットしたりしますからね。調べる方法もそれなりに知識が必要です。
ところがChatGPT、質問するだけでなんらかの返事が返ってきます。プログラム言語が不明であれば、言語を聞いてきます。場合によっては『JSの場合はこれこれ、この言語の場合はこれこれ・・・』と複数回答をしてくれる場合も。
とにかく楽です。求める回答が得られない場合は質問が的確ではないためです。何と尋ねればよいかわからない場合も、とりあえず間違っているのか正しいのかでも聞くことができるのでホントに楽です。不明点があればそこをまた質問。これを繰り返すと正しい回答にたどり着ける…かもしれません
エイリアンのワンシーンにリプリーが惑星に不時着した謎を調べるためにマザーコンピューターに質問する場面がありますが、あれを思い出しました。権限がないので情報を開示してくれないのを、あの手この手の質問を組み合わせて謎を引き出すシーンです。
あれは最高にスリリングなシーンでした。
実践例:実際に使ってみた実例を…
ロックバンドのweezerの2021年アルバムに『van weezer』というのがありまして、このアルバムは名前から想像できるようにvan halenなどのロックのフロンティアにリスペクトをささげたようなアルバムでこのイントロはあれだ!的な曲が満載です。
でもなんか聞いたことあるけどなんだっけなあっていうのがあり、どうしても知りたくなってChatGPTにきいてみました。
Before ChatGPTのこれまでだと答えを知るにはまずGoogle検索で
①アルバム名を検索し、
②元ネタらしいコメントなどを検索
③正誤の確認
④実際に曲を聴き比べ
という作業をとるところを、ChatGPTはたった一回の作業で、答えを提案してくれる、しかも素早く。
以下はその一問一答の履歴。
※私の一番最初の質問、文法的にめちゃくちゃおかしいのにきちんと答えてくれます。しかも迅速に。
あまりの感動に思わず『素晴らしい』とつぶやいてしまいました。しかも腰が低い
結構したり顔でいい加減なことを教えてくれるこのいかにも賢そうに間違ったことをペラペラとしゃべるところが、とても厚顔無恥で面白いです。人間ならとてもできないですね。とはいうものの、今ではネットでの調べものの8割はGoogleからChatGPTに変わりました。
24時間年中無休の専属インストラクターがいるようなもんです。
夜中だろうと、朝方だろうと、また、何度おんなじこと聞いても怒りませんから。
この対話の演出にさらに恥じらいとか笑いの演出が加味されたらもうすごいことになりますね。
ツンデレのChatGPTとか月額3万でも利用者殺到しそうだ。
ChatGPT開発会社OpenAIのサイト:https://chat.openai.com/