カスタムブラシで
生成AIイメージを
表現する

本サイトのプロジェクト記事、『汝は神なり』用のキービジュアルです。
ここでいう神とは言うまでもなく『ChatGPT』のことです。
そこで、Chat GPTをいかにビジュアルで表現しようかと考えました。
全体的なイメージである、敬虔な信者が天空のAIを崇め奉るという構図は最初からありました。
ただ、肝心のAIのイメージをどうするか？ここに悩みました。
最初は普通にChat GPT の文字だけを光らせるとか考えましたが、あまりに普通過ぎるのでAI→デジタル→数字の集合というところから、photoshop のブラシでパターンを作成し、それで『ChatGPT』という文字を表現するという案にたどり着きました。

革新的なChatGPTの登場と、将棋の次の一手にみられる、まるで神の一言のようにあがめられる位置づけ。
そしてWEB検索のスタンダードがGoogleからChatGPTへシフトしていくイメージを下方へ崩れ去るGoogleの文字で表現しました。

背景は光り輝く空と階段。モデルは恍惚とした表情とポーズの写真を。合成用の掌は、天の雫を受けるようなイメージの写真を。
数字のカスタムブラシ用のパターンはランダムに数字をばらまきました。

パターンブラシは工数はかかりますが、それだけの価値はあります。あまりに数字が小さいと数字だとわからないので、どの程度の大きさにするかが、何度も試して、最適な大きさを決め込みました。
大変だったのはモデルの腕ですね。神の威光を全身で浴びるというイメージが欲しかったので、水浴びしているような写真を探しましたが、降り注ぐ雨を浴びるようなイメージはなかなかありません。
ただ、ドレスの両端を上にあげるようなのはいくつかあったので、その写真と雨を受けるようなしぐさの写真を合成することに。
これがなかなか大変でした。